パトゥル・リンポチェの2008年4月のセミナー
4月のイベントはすべて無事に終了されました。
多くの方々のご協力のおかげで、パトゥル・リンポチェの4月のイベントが全部無事に終了されました。
コースだけでなく、放生、護摩供養、ツォク、前行会も行われ、皆様の熱心な取り込みに関しては、リンポチェがとても喜んでいました。
それだけでなく、最後の23日に集まった皆様のリクエストがあって、5月10日~12日にコースの続きと、14日に、リンジン・ドゥパ・ツォクが開催することに決定されまして、管理人として、そのことは心から随喜しています。
ここまでお疲れ様でした。そして、これからもよろしくお願いします。
パトゥル・リンポチェの2008年の春セミナー
今年は、パトゥル・リンポチェの数年来の祈願であったサンド・パァリ大学が創立される記念すべき年です。
そのような多忙なスケジュールの中でパトゥル・リンポチェが私たち日本の弟子のために、ゾクチェンに旅たたれる直前に、1年ぶりに来日され、釈迦牟尼の初転法輪の教えを説いてくださることになりました。
皆様なご参加をお待ちしています。
パトゥル・リンポチェの東京でのスケジュール
4月12日(土) 11:00~17:30 | 法話: ミパム・リンポチェによる「四聖諦」 |
4月13日(日) | 法話: ミパム・リンポチェによる「四聖諦」 |
4月15日(火) | リンジン・ドゥパ・ツォク |
4月17日 (木) | 護摩供養 |
4月19日(土) | 法話: ミパム・リンポチェによる「四聖諦」 |
4月20日(日) | 法話: ミパム・リンポチェによる「四聖諦」 |
4月20日(日) | 灌頂: 馬頭観音・金剛手・ガルダの三忿怒尊 |
4月23日(水) | ロンチェン・ニンティク前行の指導 |
1、講義:ミパム・リンポチェの論書に基づく「四聖諦」の解説。
四聖諦の教えは、仏陀釈迦牟尼の初転法輪で説かれた教えです。
仏教の根本教説の1つと云えます。
四聖諦は、苦諦・集諦(じったい)・滅諦・道諦からなり、苦諦は、生存は苦であると
いう真理、集諦は苦しみには原因があるという真理、滅諦は苦滅の境地があるという
真理、道諦は苦滅にいたる道があるという真理です。
四聖諦には、古来より様々は解説がなされて来ていますが、「長年数多くのラマが学
んで来た伝統的なテキストを元に勉強を進めたい」と常々言われているパトゥル・リ
ンポチェが今回選ばれたのが、ミパム・リンポチェによる四聖諦の解説です。
この論書はチベット仏教ニンマ派において、四聖諦の解説として重要視されています。
リンポチェは2005年にミパム・リンポチェの『縁起生』の論書を解説されました。
今回の論書も、『縁起生』と同じ『知者への方便入門(英訳『GATEWAY TO KNOWLEDGE』)』の一部
ですが、10ページほどの『縁起生』と異なり、全四巻のうち第二巻目がすべて四聖諦の解説となっています。
その第二巻の章題を並べると次のとおりです。
1、苦しみの真理
2、苦しみの原因ー因果(カルマ)
3、苦しみの原因ー煩悩
4、滅諦
5、道諦ー五道
6、道諦ー補足
7、二諦(世俗諦と勝義諦)
となっています。五道とは、昨年の秋のケンポ・トプテン・ロドゥ・ニマのセミナー
に参加された方はご存知だと思いますが、資糧道・加行道・見道・修道・無学道を表
します。
パトゥル・リンポチェがどのような法話をされるのかわかりませんが、おそらく上記
の章題のような流れで、四聖諦を解説されると思います。
おそらく日本でこのミパム・リンポチェの四聖諦のテキストが解説されるのは初めて
のことだろうと思います。
残念ながら、その本の日本語版はまだありません。また、この短い期間で、当センターが用意するのは難しい
しかし、チベット語英語版の本なら、こちらから 手に入れることができます。
2、ジャムゴン・ミパム・リンポチェ(ミパム・ジャムヤン・ナンパル・ギャルワ)1846-1912
19世紀にチベットのカムで生まれる。ジャムヤン・キェンチェ・ワンポ、ジャムグン・コントゥ
ル、ザ・パトゥル・リンポチェ(初代)といった数多くの超宗派(リメ)の指導者の元で教育を受
ける。
経典やタントラ、そしてそれらの膨大な論書を体系立ててまとめ上げ、リメ運動の哲学と
修行を頂点にまで高めた。35巻もの著作は、詩、絵画、歌、彫刻、ダンス、そし
て技術、科学、錬金術、薬学、倫理学、哲学、タントラなど諸分野に及んでいる。また彼は無常ヨーガ・タントラの宇宙論を2巻にまとめている。
一方、学問の分野だけではなく、彼は数え切れないほどの成就法(サダーナ)を編纂し、
自ら7年間山中で隠遁修行を行い、ヨーガ成就者として数々の神通力を得たといわれてい
る。今日でも、文殊菩薩の転生者として、チベット人がもっとも尊敬するニンマ派ラマの
一人である。そして今はシャンバラ国のカーラチャクラ宮において禅定に入っていると信
じられている。
早熟の天才であったといわれ、逸話では、9歳のときパトゥル・リンポチェの立会いで、
著名なゲルク派のゲシェと論議し、ゲシェから「私は人間となら誰にでも(論議に)勝てるが、人間を超
えた存在とは2度と論議をしたくない」と言わしめたと伝えられている。
パトゥル・リンポチェが学んだシュリー・スィンハ仏教大学でも、ミパム・リンポチェの
論書の一部が使われている。
ミパム・リンポチェはゾクチェン寺やシュリー・スィンハ大学が主な活動拠点で、12代シュリー・スィンハ大学大学長でもある。http://www.dzogchenmonastery.info/Historic_Principals.htm
3.灌頂:Rtaphyag khyung gsum(馬頭観音(ハヤグリハ)・金剛手(ヴァジュラ・パーニ)・ガルーダ)
(別名:ニェンポ・ラ・スム Gnyenpo lha gsum) < 中国語名:金剛手三尊合一>
この三尊のイダム(本尊)は各1尊でも、様々な病や人生の障害を取り除く働きがあるとされています。
その3つのイダムとの縁を同時に結ぶこの灌頂は、忿怒尊の合わさった行の中でも、強い加持力があります。
ヒーリング灌頂ともいわれ、三尊が合わさって、多くの病気を浄化し、強力な解毒剤になると云われています。
特に癌や、血液関係の病気、ナーガ(龍)が原因となる病気。また神経システムにも良いと云われ、鬱の解消にも役に立つと云われます。
また皮膚病や、埃りや花粉を原因とする症状にも効果があるという記述もあります。
さらには、多くの人生の障害を強力に取り除くとも云われています。チベット仏教においては、他人の病気治癒を扱う行者がよくこの行を行っております。
※以上、英語の各サイトの記述を参考に抜粋。
※上記の癒しの効果はチベットでそう信じられているということであって、医学的に証明されているものではありません。
また当センターには、病気治しを宣伝し、勧誘を行う意思は全くありません。
ケンポ・トプテン・ロドゥ・ニマによる灌頂の説明 この末法時代には数多くの様々な病気が命を縮める。 |
通訳 三浦順子氏 :チベット語→日本語
※セミナーの注意事項
①会場のセッティングをお手伝いしてくださる方は、4/12(土)は9時から、及び4/19(土)は8時からお願い申し上げます。
②『ゾクチェンセンター経典集』もしくは『教えの始まりと終わりの祈願文』をお持ちの方はご持参ください。
③車でお越しの方は、近隣の有料駐車場をご利用ください。但し、4/17(木)の川口市の大徳寺の護摩供養では若干寺内に駐車場がありますので、事前(3/28)までに当センターまでお知らせください。
4月15日(火)はチベットカレンダーではグル・リンポチェの日です。 現在当センターでは、毎月グル・リンポチェの日に有志でリンジン・ドゥパのツォクを行っています。
リンジン・ドゥパは、ロンチェン・ニンティクでは重要な修行法です。
今回は、パトゥル・リンポチェをお招きしてツォクを行います。
参加費:リンポチェへの自由布施
日時:4月15日(火) 19:00~21:00
場所:上野入谷口から徒歩2分 ※ケンポ・トプテン・ロドゥ・ニマのセミナーを行った場所です。
ご存知ない方は事前にセンターまでご連絡ください。
それはもちろん、チベットになくなられた方だけでなく、私たちの周りに亡くなられたのためのものにでもありますが、今回は特に死者の供養に相応しい十分な護摩供養にしたいと思います。
平日ですが、もしよろしければお集まりください。
参加される方は、できるかぎり、麦類、いろんな穀物類、お茶、コーヒー豆、黒砂糖、そして、バター・チーズを多めにに)・・・持ってきていただきたいです。
参加費:リンポチェへの自由布施 日時:4月17日 15:00~17:00
※セッティングのお手伝いをしてくださる方は12時にお集まりください。
場所:川口市大徳寺
※駐車スペースが若干台ありますので、車での来場を希望される方は事前に当センターまでご相談ください。
7、前行指導
チベット仏教において、密教を授かるためには、前行を終える必要があります。
今回は、リンポチェと共に前行を実践します。
参加費:リンポチェへの自由布施
日時:4月15日(火) 19:00~21:00
場所:上野入谷口から徒歩2分 ※ケンポ・トプテン・ロドゥ・ニマのセミナーを行った場所です。
ご存知ない方は事前にセンターまでご連絡ください。
今回は、パトゥル・リンポチェの9回目のセミナーになります。








